Release.2021.5ホームページ、ブログ、SNSの役割の違いを『正しく』知っていますか?

インターネットやホームページが誕生して以降、時代の流れとともにブログやSNS(Twitter・Facebook・Instagram)など、情報発信の手段が多様化されてきました。

 

WEB業界で仕事をする様になって感じた事なのですが、ホームページ、SNS、ブログを全て同じ様に考えているだけなら、まだしも、ホームページは必要ないとか!意味がない!など勘違いをしている人が多い様に思います。

ホームページ、SNS、ブログはどれもインターネットに繋がっていますし、どれもネット環境でユーザーと接触する点においては共通なわけですが、それぞれちゃんと役割があることは『正しく』ご存じでしょうか!?

 

 

すべて同じモノと思うかたも少なくないでしょう。

しかし、これら3つの媒体(ホームページ、SNS、ブログ)は役割や特徴がことなり、似て非なるモノであることを簡単ですがご説明いたします。

 

 

ホームページ

WEBサイトとも言われることも多いですが、ホームページのそもそもの役割は、

『会社・ユーザーの信用を得る』『お問い合わせの窓口としての入口』『会社の情報をネット上で公開』『お客様への情報提供』

会社ホームページのことをコーポレートサイトとも呼び、上記の様な役目を担っています。

 

 

ブログ(blog)

ブログの主な役割は「情報発信」と「集客」です。

 

ブログはCMS「Contents Management System:コンテンツ・マネジメント・システム」を使って気軽に更新や追加ができるので、ユーザーに活動を簡単にアピールできたり、ホームページ内にブログを設置して高品質なコンテンツを投稿し続けると、検索エンジンにホームページが評価されSEO効果が期待できることもあります。

 

ただし、ブログでSEO(検索順位の上位化)を狙うなら、キーワードの選定とそのキーワードで何を知りたいのかなどを調査して上でコンテンツに反映させる必要があるため、日常のものを更新するだけで評価を得ることはできません。

 

ブログの特性上、気軽に更新する事は、もちろんのこと日々の出来事など堅苦しくなく発信できるので、ユーザーに会社が活動していることをしっかりアピールし興味づけや投稿者の人物像などを見せれたり出来ます。

 

ブログの正式名称は「weblog(ウェブログ)」と言い、「web」+「log」と覚えておきましょう。

 

ブログの「log(ログ)」というのは”記録”を表していることから、web上に自分の記録を記して公開する!という意味と思えばわかりやすいですね。

 

 

 

SNS

SNSというとInstagram、Twitter、Facebook、 LINEなどたくさんありますが、どれもリアルタイムで発信する事ができる情報発信媒体で”今”を発信するのにとても役立つツールで、ユーザーとの距離も近く、直接のコミュニケーションができる媒体です。

SNS運用をすることで、SNS自体がより多くの方とつながる仕組みもあることから、自社の商品・サービスの認知度が、比較的拡大しやすいメリットがあります。

 

ただし、SNSによって特徴やユーザー層などが異なるので、自社の商材に合ったSNSを選択して運用に力を入れましょう。

例えば、ターゲット層が40代・50代であれば、その層の利用者が多いFacebookに力を入れる、10代~20代の若い女性がターゲットの場合はInstagramなどがいいでしょう。

自社ホームページの集客アップを目指すのであれば、ブログやSNSを同時運用が望ましいのですが、運用担当者はかなり大変ですし、ホームページ・ブログ・SNSのそれぞれには、弱点があることも理解し、弱点をカバーしながら、上手く使い分けることで、高い集客効果が見込めるようになります。

 

正しい運用方法は、ホームページを起点として、ブログやSNSにやってきたユーザーをホームページへ誘導させることです。

よく間違えた運用方法として、ホームページからSNSへ誘導させる方がいらっしゃいますが、離脱の機会を与えていると気づいてください。

 

 

結論:

SNSはホームページの代わりにならないことを再認識してください。

 

中小企業や個人経営の店舗では、SNSをホームページの代用として運用している方がいらっしゃいますが、上記で説明したように、SNSとホームページは役割や特徴が異なるので、SNSはホームページの代わりにはなりません。

 

 

信頼性
検索エンジン
との相性
×
拡散性(シェア) ×
リアルタイム度
情報の寿命
(持続性)
ファン獲得の
しやすさ

※一部のSNSに限る

 

 

インターネット社会の現代では、企業のホームページがないと「信頼性の低下」や「商品・サービスの持続的な魅力ができない」などのデメリットがあります。

また、飲食店の場合だと「メニュー・営業時間・連絡先・住所・内観」など網羅的な情報を掲載することは難しく、ホームページがあると、SNSだけでは伝えきれない情報を分かりやすくまとめることができます。

SNSを通して自社の商品・サービスを知って頂いた場合、不足した情報をカバーして最終的に『この企業の商品・サービスを利用してみよう』『このお店に行ってみよう』と思ってもらうまでの手助けをするのが、ホームページであり、常に最新の状態に修正や更新を行うことで信用を得ることができます。

 

曖昧な知識で今はインスタ!!などの【今は!!】をうのみにせず、それぞれの役割を正しく理解することで、目的により用途を使いわけ集客に繋げていきましょう。

 

それではまた。

 

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