2026年01月フォトショ使いに朗報!Photoshopの生成AI機能「背景を削除」がかなり良い感じ!!
昨今の急速なブームにより、広告業界をはじめ、全ての業種・業界で様々な変革を起こしている生成AI。「文章作成」や「特定字数への要約」「画像・動画作成」「WEB系コードの生成」「デバッグ」「ドラフトコードの作成」など、我々広告業界でも積極的に取り入れている企業は多いと思われます。
しかし、「雨後の筍」のようにひっきりなしに新しい生成AIが誕生しており、生成AI疲れを起こす方もおられると思います。また、生成AIが日常的に業務で使うソフトと異なるが故に、学習コストが高いと感じている方もおられ、多数のソフトを行き来することなく使えたら・・・と感じる方もおられると思います。特に我々の業界の人がよく使う定番ソフトであったら・・・と。
広告業界で定番のソフト「Photoshop」「Illustrator」にも生成AIの機能があります。「あるのは知っているけど、使ってみたけどあんまり・・・」という話を時々聞きますが、それは出たばかりの頃を話かもしれません。今回は広告業界で定番のソフト「Photoshop」に備わっている生成AI機能「背景を削除」について説明していきます。
「Photoshop」+「切り抜き」に対する期待感!?
「Photoshop」+「切り抜き」と聞くと、「・・・」と思われる人も多いと思います。期待を胸にいざ蓋を開けてみたら・・・というのを何度か経験しており、「Photoshop」と「切り抜き」の組合せはあまり期待してない方もおられると思います。私もつい最近まではそうでした。ただ、今回紹介する生成AI機能「背景を削除」は、思った以上に使えるだけでなく、2・3ヶ月前に触った時と比べて現在の結果の精度が上がっていたので、これはかなり期待ができると感じています。
また、オススメする理由が2つあります。ひとつは「極めて簡単」だからです。基本的には「2工程」で完成します。もう一つがAdobeの生成AI自体がクリエイターが最も懸念する「権利関係」において基準を設けており、著作権侵害のリスクが低いのも特徴です(ただし ロゴ・商標・人物表現は要注意)。
Adobeの生成AI( Firefly)の学習データ
Adobeの生成AI( Firefly)は以下を中心に学習しています。
✔ Adobe Stock(ライセンス取得済み素材)
✔ 著作権切れコンテンツ
✔ Adobeが使用許可を得た素材
👉 他人の著作権を侵害しにくい設計になっています。
ただし、生成物が「完全にオリジナルである保証」はないため、人物をはじめロゴ・商標用途では特に慎重なチェックが必要です。
気になる「コスト」について
話を進めていく前に、まず「Photoshopの生成AI機能」について簡単に説明します。Photoshopの生成AI機能(生成塗りつぶし等)が本格的に実装されたのは、バージョン25.0(2023年9月リリース)からとなります。搭載されている 生成AI機能はAdobe独自の「Adobe Firefly」をベースに提供されており、「生成AIクレジット」を消費して利用します。この生成AIクレジットは、実はCreative CloudやPhotoshop 単体プランなど、Adobeのサブスクに契約していると契約内容によってクレジット量は異なりますが、毎月決まったクレジットを契約者に付与しています。
こうなると、自分が契約しているプランで使えるのかと思われるでしょうが、2026年1月末時点でのAdobeの見解では今回ご紹介する「背景を削除」は標準生成機能扱いとのことです。つまりPhotoshop を契約していれば、生成AIクレジットを気にせず使えます。
👉 今回ご紹介する「背景を削除」は生成AIクレジットを必要としない「標準生成機能」扱い!
[2026年1月末時点]
詳しくはAdobe公式サイト「Creative Cloud 生成 AI 機能」をご覧ください。
操作は超簡単!画像レイヤーを複製し、「背景を削除」を押すだけ❗

前準備として「レイヤー/プロパティ」を表示させておきます。

あとは画像を読み込み、画像レイヤーを複製し、

「背景を削除」を押すだけ。本当にこれだけで完成です。
生成サンプル

[テストA 加工前]

[テストA 加工後]
加工後は精度を確認するため、背景に単色を伏せました。
いくつか異なる画像で試してみます。

[テストB 加工前]

[テストB 加工後]

[テストC 加工前]

[テストC 加工後]
今回私は一切手を入れていませんが、かなりの精度で「人」を認識しており、正直驚きました。以前試した時は、テストCの背景にある植栽と人が混ざり合って切り抜かれており、イマイチ実用段階ではないと感じていましたが、今回は一度で綺麗に切り抜かれていました。しかも、今後精度がもっと上がっていく可能性があり、とても楽しみな機能と言えます。
フォトショ使いのクリエーターの方、Photoshopの生成AI機能「背景を削除」を試してみて下さい。
この記事は2026年1月末時点のものです。生成AIの成長速度は異常に速いため、少し時間が経っただけでも内容が異なる場合がございますのでご注意下さい。
一覧へ戻るまた、使用しているPhotoshopはV27.1.0であり、バージョンによっては見た目や操作内容が異なる場合がございます。予めご了承下さい。