2026年02月⾒切れた写真を簡単拡張!Photoshopの生成AI機能「⽣成拡張」!!
先日、Photoshopの生成AI機能「背景を削除」をご案内しましたが、もう一つ便利な機能があり、フォトショ使いのクリエーターに伝えたいので、続けて記事にしました。
デザインを作成している時、「良い写真を見つけたけど天地が足りなくてトリミングが出来ない・・・」、「他の写真と揃えたいけど右側が余裕がないのでセンターに寄せられない・・・」など、写真を使ったデザインではよくある事だと思います。これまでなら、スタンプツールやブラシ・コピペを駆使して書き足していたと思います。「あとちょっとだけあれば、手間がかからないのに・・・」などぼやきながら。そんなフォトショ使いの方に朗報です。
生成AIが「存在しない箇所」を「⽣成拡張」!
今回ご紹介するPhotoshopの生成AI機能「⽣成拡張」は、少ない手順で自然な感じに画像を補完してくれる、「かゆい所に手が届く絶妙な生成AI機能」です。日常的にこの手の必要でがあるフォトショ使いのクリエーターには、かなりありがたい機能だと思います。
将来の不安を軽減する
また、先日の記事でも書きましたが、Adobeの生成AI自体がクリエイターが最も懸念する「権利関係」において基準を設けており、著作権侵害のリスクが低いのも特徴です(ただし ロゴ・商標・人物表現は要注意)。切り抜きと違い今回は生成ですので、余計事この部分が重要となってきます。
Adobeの生成AI( Firefly)の学習データ
Adobeの生成AI( Firefly)は以下を中心に学習しています。
✔ Adobe Stock(ライセンス取得済み素材)
✔ 著作権切れコンテンツ
✔ Adobeが使用許可を得た素材
👉 他人の著作権を侵害しにくい設計になっています。
ただし、生成物が「完全にオリジナルである保証」はないため、人物をはじめロゴ・商標用途では特に慎重なチェックが必要です。
気になる「コスト」について
話を進めていく前に、まず「Photoshopの生成AI機能」について簡単に説明します。Photoshopの生成AI機能(生成塗りつぶし等)が本格的に実装されたのは、バージョン25.0(2023年9月リリース)からとなります。搭載されている 生成AI機能はAdobe独自の「Adobe Firefly」をベースに提供されており、「生成AIクレジット」を消費して利用します。この生成AIクレジットは、実はCreative CloudやPhotoshop 単体プランなど、Adobeのサブスクに契約していると契約内容によってクレジット量は異なりますが、毎月決まったクレジットを契約者に付与しています。
こうなると、自分が契約しているプランで使えるのかと思われるでしょうが、2026年1月末時点でのAdobeの見解では今回ご紹介する「⽣成拡張」は標準生成機能扱いとのことです。つまりPhotoshop を契約していれば、生成AIクレジットを気にせず使えます。
👉 今回ご紹介する「⽣成拡張」は生成AIクレジットを必要としない「標準生成機能」扱い!
[2026年2月初旬時点]
詳しくはAdobe公式サイト「Creative Cloud 生成 AI 機能」をご覧ください。
少なく直感的な操作で生成完了❗
Photoshopの生成AI機能「⽣成拡張」は、切り抜きツールを使ってカンバスを広げ、ボタンをクリックするだけで、既存の写真に馴染む新たな画像が拡張した余⽩に⽣成されます。

切り抜きツールを選択すると、四方にハンドルが表示されます。

拡張した方向のハンドルを任意の所に伸ばします。

コンテキストメニューから「生成拡張」を選択。

プロンプトの入力画面が現れますが、シンプルな物でも仕事をしてくれます。
生成サンプル

[加工前]

[加工後 タイプ1]

[加工後 タイプ2]

[加工後 タイプ3]
ここには記載していませんが、もっと複雑な物も試してみましたが実用段階の物が多く、かなり有用な機能だと感じています。人の一部が欠けていた写真もバリエーションの中には自然な仕上がりの物があり、現段階でも実用的ですが、多くの学習を経た将来がとても楽しみな機能です。
フォトショ使いのクリエーターの方、Photoshopの生成AI機能「⽣成拡張」を試してみて下さい。
この記事は2026年2月初旬時点のものです。生成AIの成長速度は異常に速いため、少し時間が経っただけでも内容が異なる場合がございますのでご注意下さい。
一覧へ戻るまた、使用しているPhotoshopはV27.3.0であり、バージョンによっては見た目や操作内容が異なる場合がございます。予めご了承下さい。