2026年03月イラレのアートボードが背景色(カンバスカラー)を選べるようになっている!

 
先日、仕事を進めていくためにイラストレーターで新しいファイルを作っていたときに、見慣れない項目があったので色々と触ってみた所、アートボードの背景色(カンバスカラー)を選ぶことが出来るようになっている事に気づきました。

 
この機能は、ver30(Illustrator 2026 (バージョン 30.0))からの機能のようで全く気づかなかったので驚いたのと、やっとアートボードに色をつけることが出来るようなったようですので、触ってみて分かったことをまとめてみました。

 

💡新規作成時に一括で背景色(カンバスカラー)の指定ができる

新規ファイル作成時のアートボード設定画面において、サイズと同じように背景色(カンバスカラー)も選ぶことができ、例えば「背景色を黒」にした状態で8ページ分のアートボードを作成した場合、全てのページの背景が黒の状態で作成されます。
 

これは地味にありがたい機能で、例えばグラフィックなら紙色に近い色を予め配置できるので、特殊紙を用いたデザイン制作では重宝しそうです。また、WEBなら背景色を最初から一括で配置できるので、これもまた便利な機能になると思います。

 

ブラックの色が浅い時は・・・
黒の色指定ですが、WEBならシンプルに「#000000/black」ですが、グラフィックでは普通は「K:100%」、深い黒の場合は「K」以外も混ぜた「リッチブラック」を選びます。背景色(カンバスカラー)にブラックを選んだ時に「黒が浅い」と感じた場合は、イラストレーターの設定に「ブラックのアピアランス」がありますので、そこのスクリーンの定義を「全てをリッチブラックで表示」にするか、後の印刷時のことを考慮して、背景色(カンバスカラー)選択時にブラックを選ばずその他にして、自分でリッチブラックになるように色指定をする事をお勧めします。

 

💡描画モードも機能する

背景の色を上手く使いデザインしていく上で、「描画モード」が機能するかかどうかは結構大きな話なので、これもテストしてみました。結論から言うと普通に「機能」します。

 

 
テストで、「乗算」「スクリーン」「ソフトライト」を試してみましたが、どれも正しく機能しており、背景色用のレイヤーを制作して背景を配置し、ロックなどをして作業をするのと同じ状態だと感じました。

 

💡プリントアウトしても色が出る

次に「これって画面だけ色がついているのでは?」との疑念が出てきたので、プリントアウトしてみました。私の環境はプリンター側でRIP展開して出力するPSプリンターですが、これも問題なく出力できました。つまり、画面だけ色がついているのではなく、紙にもちゃんと色がついた状態で出力されます。

 

※念の為ですが、プリンター環境によって異なる可能性がありますので、あくまで私個人の環境での結果であり、出力結果を担保する物ではありませんので、予めご了承下さい。

 

💡いつでもアートボード単位で背景色(カンバスカラー)が変えられる

「ここは黒で良いけど、ここからは白や透明にしたい!」といったことが想定されるのでこれも試してみましたが、設定後でもアートボード単位で背景色(カンバスカラー)が変えられます。地味にありがたい機能です。

 

 

💡背景色(カンバスカラー)は単色限定

では、「デュオトーンやグラデーションはできないのかな?」と試してみましたが、そういった項目がないのでこれは無理そうです。ですが、単色ではありますが色は自由に選べるので十分使えると思います。

 

 
私のアンテナ精度が悪くて知らなかったのか、それともひっそりと追加されて気づかなかったのか不明ですが、人によっては利用頻度がありそうなニッチな機能「アートボードが背景色(カンバスカラー)」、興味のある方は一度試してみて下さい。

 
 

未検証なので不明ではありますが、RIP展開して出力するPSプリンターで色が出たので、グラフィック側の注意事項としてそのまま入校すると、背景色がでる可能性があります。ですので、カンプ上でのみ色をつけるのであれば、入校時は背景色(カンバスカラー)を透明(デフォルト)にすることをお勧めします。

 

また、使用しているPhotoshopはV27.4.0であり、バージョンによっては見た目や操作内容が異なる場合がございます。予めご了承下さい。

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